団塊の世代とは

団塊の世代(だんかいのせだい)とは、第二次世界大戦後の1947年から1949年にかけて生まれた人々の世代のことで、第一次ベビーブームとも呼ばれる世代です。学齢期には、1学級50名以上の十数クラスという教室不足を招くほどの過密教育を受けさまざまな競争が繰り広げられてきました。

今年、2007年より団塊世代の人々が還暦と同時に定年退職を迎えることで、社会的に大きな影響を与えるとして2007年問題が取り上げられています。

この「団塊の世代」という言葉は、1976年に出版された作家・堺屋太一氏の近未来小説から名付けられた言葉です。年月を経て未来予測が恐ろしいほど的中していると話題を呼んだこの作品は、大量定年退職・老齢化問題を前に2005年「団塊の世代・新版」として改めて出版されています。


成長と共に、社会に多大な影響を与え、さまざまな観点から良くも悪くも言われるこの世代。

定年退職後の再就職、年金、ライフスタイル、田舎暮らし(移住促進活動)、熟年離婚など多くの話題がニュースやネットで溢れています。

団塊世代の人々が還暦を迎える2007年は、日本国憲法や衆議院開設なども60周年を迎えるなど、日本においてさまざまな節目を迎える年となっています。

 

2007.6.15


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